2008年01月11日

手抜き2

手抜きをしたいと願う心は技術革新を促し、生活を便利なものにします。その1つがソフトウェアではないかと考えます。

昨日、例に挙げた炊飯器や洗濯機はソフトウェアの存在しない時代から、ずっと家庭で活躍を続けてきました。それだけ便利な道具であるからでしょう。
しかし、便利な道具も使うのが人間であれば、どうしても人間の手を介さないといけない部分が残ります。
炊飯器は炊きあげるご飯の量や内容(白米、玄米、もち米、...)によって火力や炊き込み時間、むらし時間などを調節せねばなりませんし、洗濯機は水の量や洗濯時間、すすぎ時間などを調節せねばなりません。
これらの従来であれば人手を介するのが当然だった部分に、ソフトウェアが入り込んでさらに手抜きが可能になってきています。
つまり、ソフトウェアは「究極の手抜き」を実現してくれるものなのです。

自動車はソフトウェアの固まりだといいます。
カーナビ、カーステレオ、オートエアコン、さらには燃費計算や燃料切れ警告まで自動的に行ってくれるようになってきました。
これらは無ければ無いで済むものです。カーナビなど無くても地図を持ってでかければ良いし、燃費計算など自分で計算しても良いわけです。
ところが、これらがあれば効率よく手抜きができます。そして、人々はそういった手抜きに価値を見いだし、お金を払ってまで購入するわけです。。
ところで、自動車のソフトウェアといえば最も大きな市場は制御系(エンジン制御、ABSの制御、パワステの制御)のソフトウェアです。
これらのソフトウェアは一見して手抜きとは関係ないように思えます。たとえばエンジン制御は燃費向上や加速力の向上などに生かされるからです。
ここで、視点を変えてみましょう。エンジン制御といっても実体は燃料噴射量などをコントロールするだけです。
理論的には、手動の燃料噴射量調整弁があれば手動でも実現可能なはずです。しかし、現実にはそんな大変なことを手動でやることは不可能です。燃費向上どころか、手動操作ミスで燃費低下か最悪エンストするだけです(笑)。
しかも、そこまで苦労して得られるのは、「わずかな燃費向上」だけです。とてもやってられません。
ところが、ソフトウェアの力を借りると、そんな大変な作業が全自動となり、合理的に「わずかな燃費向上」を得られるのです。

このようにして、理論的には可能だが、現実的には不可能なことでさえも可能にしてしまうのです。
「究極の手抜き」は思わぬ副産物をもたらします(^-^)

ポチッとしてね(^-^) By アベンテック 合同会社
posted by アベンテック合同会社 at 22:09 | Comment(0) | 日記
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